長尾議員「セクハラとは縁遠い方々」ツイートで炎上

長尾敬衆院議員がツイッターで、セクハラ問題に黒い服装で抗議する国会議員らの写真を添付して、「セクハラとは縁遠い方々です。私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します！」などと書き込む。

セクハラがなくならない理由はこれ。自分好みの女性に欲情することがセクハラだと勘違いしている。だから好みでない女性に何をしてもセクハラだという自覚がない。人を美醜で評価して見下すこと自体がセクハラだということが理解できない。また、運動に参加している男性に対しても「男性にMee Tooと言われても困惑します」と揶揄しているが、なぜ男性がセクハラ運動に賛同すると困惑するのか。セクハラをなくしたいと思っている男性だっているでしょ。

こういう人しばしば見かけるからムカつくんだよね。女性専用車両を見て「ババアじゃないか」と揶揄している人と同じ。セクハラもレイプも痴漢も、被害者が自分好みであるかどうかという観点でしか問題を捉えることができない。被害者にふさわしいと思っている外見でないと不快感を感じる男性の多いこと。

テレビなどでも、シリアスな番組で「美人であるがゆえの被害に～」などと言っているのには？と思う。バラエティー番組でも女性芸人に対して「ウソつけ～。お前が痴漢に遭うわけないやろ～。」と笑いにする。まるで被害にあうのが美人の証とでも思っているのか。そりゃ美人もたまにはいるだろうけどほとんどは普通の人だし。

男性がセクハラに遭ってもイケメンかどうかを議論されはしないけど、女性被害者に対してはいつも批判する人がいるのはなぜなんだ。

リメンバー・ミー 感想

映画館に行くこと自体が久しぶりだし、ピクサーを最近見てなかったんだけど、リメンバー・ミーがお勧めされてたので観てきました。

観終わったあとも頭にリピートするリメンバー・ミー♪　田舎なので吹替版しかなかったのだけど、ミゲル役石橋陽彩の歌がうまくて素晴らしかった。youtubeでちょっと観たけど本家よりいいのでは！へクター役藤木直人はイマイチだったけど。

最後のママココに歌うシーンは号泣必至。おばあちゃんの皺と表情が繊細で、父の愛情を感じるいいシーンでした。おばあちゃんは、強い母に内緒で父の写真や手紙をずっと持っていたんでしょうか。原題がCocoである理由が分かりますね。でもタイトルはリメンバー・ミーのほうがいいかな。