実際、死亡者には善人も悪人もいるし、何歳だろうが命の価値は同じ。子供ならより残念で老人ならまだいい、とは思わない。そして取り上げられるのは家族ばかりで、単身者は報道されない。悲劇的なエピソードのほうがニュースとして価値があるのは分かるけど。幼い兄弟であること、高校球児であること、新婚妊娠中であること、が自然災害で注目すべきことなんだろうか。いろんな人がいるはずだし、報道陣は一日中取材しているのだから、同じシーンを何度も放送するより多様な報道をしてほしい。
報道のせいなのか、被災者にも今回は違和感を感じる。被害は地域一面ではなく土砂が流れた部分なので、少し歩けば日常と変わらない生活があり、店もある。食料や寝床には困らないはずなのに、なぜ避難所に頼っているのか。風呂にも入れないと言っているけど近くに銭湯もある。キャッシュカードをなくしても銀行は対応するようにしているのだから、近くに部屋でも借りてとりあえずの生活は出来るはず。支援手続きも現場で出来るようになっている。それでも自宅から離れたくないのでしょうかね。なんとかやってる人はニュースにならないだけかもしれませんが。
私の自宅は被災地まで1キロくらいで何も影響はなかったけど、被災していれば諦めて別の場所へ住み、新しい生活を始めるまでだと思います。ついでに、連日ヘリが何機も飛び回っているのがうるさいです。一機で撮って各放送局で共有することは出来ないんでしょうか。
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