2014/01/08

左手強化

ピアノで利き手でない左のコントロールを強化するために左で字を書き始めて半年。最初は金釘流だったが慣れてまあまあになってきた。右のようにすらすらとはいかないけど、少々字が下手な人くらいには見える。歯磨きも左で。

ついでなので漢字の書き順を改めて確認していると間違っているのがあったりして衝撃を受けた。布はノから、馬は縦から…人から見れば当たり前でしょうが一から書いていました。JIS例示字形の変更により自分が習ったのとは違っていたり。普段タイプばかりしているといざ簡単な漢字が思い出せなくて我ながら驚いたり。

文字というのは左から右へ引きながら書くし、止め払いなども右利き用に成り立っている。左で書こうとすると押しながら書くことになるので、万年筆だとかすれたりして難しい。

ピアノに生かされたかはさておき。ピアノも練習してるとよくはなってきたけど、昔のように思い通りに弾くことはできない。慣れれば感覚が戻るだろうと思っていたら1年たっても満足できないので失望している。10代のころは大して練習しなくてもすぐできたし何年弾いてなくてもまだ覚えていた。今は同じ曲を100倍の時間かけてもできないし、何とかなったかと思ってもしばらくすると忘れている。あれだけ時間かけたのはなんだったんだと愕然とするけど、もうやめることはしないと決めたので弾き続ける。プロのピアニストでもだんだんと曲が覚えられなくなるというから、記憶力の衰えが怖い。

練習曲で効果を感じたのはピシュナ。ハノンは指を高く上げてフォルテでやっていたら筋力がついて早弾きできるようになったけど、どうも指の独立性が悪くなってきて困っていたところピシュナで改善された。バッハのインベンションも、片方を歌いながら弾くといい練習になるよう。右は簡単なのでやらなくてよいけど、左を歌いながら弾くのは意外に難しくて頭使わされる。目標曲が弾けるのはいつになるやら。

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