2019/01/03

BANANA FISH 感想

7月に始まったときは1話だけ見て、何の話かよく分からなかったのでそれきりだったけど、放送終了したので全話一気見したらドハマり。1話が半分くらいの時間に感じるようなスピード感がある。ラストは泣きながらしばらく放心。詳細が気になったので漫画も図書館で借りて全部読み、another storyってのも読んでまた泣き、何日も思い出しては涙ぐみ…。もう助けて! こんな美しい苦しいハッピーエンドがあろうか。立ち直れない。

アッシュはあり得ないようなハイスペックで悲惨な生い立ちなのに、なぜかどこかにいそうな気がするほど魅力的なキャラクターでした。深い傷を負っているところが、少女漫画らしくないハードボイルドでも女性に人気ある理由かも。女性なら誰しもセクハラなど不快な経験がありますから。アッシュの苦しみがひしひしと感じられるのが辛い。それを癒せるのが英二だけど、好きになれない無垢は凶器。すべては英二のせいっっ! 妖艶なユエルンと強くて優しいブランカもお気に入り。ブランカの生い立ちがもっと知りたくなる。登場人物はみんな愛憎入り混じってもアッシュに魅せられていた。

ドキドキしたシーンは、棒高跳びで壁を超えるシーン、色っぽいキスシーン、自分の頭を撃ち抜こうとするシーン、エレベーターにしがみつくシーン、などなどたくさん。キャンディーバーはトラウマ…。アッシュと英二が仲良く遊んでいるところをもっと見たかったので、イラストブックの最後が微笑ましかった。音楽もとても良かったのでサントラ聴きました。そしてリバー・フェニックスの映画が見たくなった。

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