2011/03/28

迷惑な救援物資

「タスキ・プロジェクト」というのを知ってこれはいいなと思いました。
自分と同じ年代・サイズの人に必要な物を福袋にして送ると、スタッフが現地まで運んで手渡ししてくれるというものです。
一人の人に当ててプレゼントするというのが選ぶ方もワクワクしそう。
ただ、自分で選んだ物を紹介している人のブログを見ると、これは欲しくないなと思う物が多かったです。
フリフリのスカートや使ったことのない化粧品や不健康な菓子類や…。
もちろん送る方は善意なのですが、相手がいらなければゴミになるだけなのでどうしようか迷ってしまいます。
テレビでも、被災者が山のような古着をかき分けながら使える物がないと言っていた。
使わない物だからと送っても、自分がいらない物は誰もいらないし、せめて新品で送るべき。

募金をするにしてもどこへするのかよく考えた方がよい。
手数料がかかると金融機関が儲かるのでかからない所の方がよい。
日本赤十字社は大規模災害当ての募金については全額被災者に配分され、アメリカ赤十字社は9%が経費として差し引かれる。
募金が増えるほど儲かる仕組みっておかしいですよね、経費は決まった金額なのに。

今回の場合被災者が多いうえに不明者も多く被害状況がはっきりしないので義援金の配分はかなり後になるでしょう。
ちなみに、阪神大震災では1世帯当たりの平均は40万円、新潟中越地震は216万円、雲仙・普賢岳噴火災害は3219万円だそう。
かなり不公平になってしまうんだね。

2 件のコメント:

  1. はじめまして、検索で飛んできました。
    結局、個人の好みの差なんじゃないでしょうか。
    中には本当に何も考えずに送ってしまう馬鹿な人もいますが、自分だったらお化粧もしたい、自分だったらスナック菓子食べたいと想像したつもりで送っているのでしょう。
    だから古着はNGになっているのですね、汚い夏物とか送る輩がいるから。
    私は古着ですが、汚れていない暖かいダウンジャケットやコート、セーターなど送りました。どれも自分が着ていた物で、不要だったわけではありません。
    因みに自分は人からいただいた古着を着るのに何の抵抗もない女です。個人の判断もそれぞれですね。
    長文失礼しました~

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  2. Re:
    相手が何が欲しいかそれぞれ違うでしょうから難しい所ですね。
    支援は長期的に必要なのでよく考えてしようと思います。
    必要な人にうまく分配されたらいいですね。

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